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    # ログ 01 ― 僕の名前はヴァレリ「ゼロ、応答しろ」声は甲高く、混乱していた。
    廊下の反響が、それを汚れた水みたいに飲み込んでいく。
    少年は金属製のスツールの上に座っていた。
    小さくて、冷たい。
    震えていた。
    でも寒さのせいじゃない。
    理由もわからないまま震えていた。
    ただ、止められないことだけはわかっていた。
    照明が真正面から目を焼いていた。
    その向こうには、影しかない。
    わざと眩しくしている。
    見えないように。
    諦めるように。
    「ドラグノフ。ヴァレリだ。ゼロなんか知らない」
    「お前はゼロだ」
    「違う。僕はヴァレリ……」
    その小さな生き物は、かすれる声でそう囁いた。それだけだった。
    言えることは。
    残っているものは。
    片方の手が顎を掴み、もう片方がうなじを押さえつけた。「もういい」ジジジジッ。機械の音。暴力的で、正確だった。銀色みたいに淡い髪が、灰色のリノリウムの床へ束になって落ちていく。泣かなかった。ただ、汚れた床タイルに自分の姿を探していた。
    けれど、それすら許されなかった。
    まるで、層ごと削り取られていくみたいだった。「どうして……ゼロなの?」まだ選べると思っていたみたいに、小さな声で尋ねた。平手打ち。頭が横へ跳ねる。
    耳鳴り。
    世界が赤い一点になり、そのあと――何もなくなった。
    「お前は無から生まれたからだ」沈黙。少年は、自分が座っているのか浮いているのかもわからないまま瞬きをした。機械はうなじの後ろで唸り続ける。そして、枠のない鏡の向こう側で――
    少年はもう、自分を探さなくなった。
    探すものなんて、何もなかったから。---その夜、空はなかった。あったのは火だけだった。自分が灯した記憶もない炎。火事には始まりがなかった。
    ただ音だけ。煙だけ。
    父の手が、机の下へ押し込む感触だけ。もう二度と聞くことのない言語の叫び。衝撃。
    意識を奪うほどの咳。
    誰かの手に掴まれ、引きずられ、金属の床へ叩きつけられる。そのあと、闇。目を覚ました時には、もう机はなかった。父も、母も、言葉も。ただ、檻だけ。白い独房。清潔で。空っぽ。空気は塩素の匂いがした。窓はない。
    時計もない。
    映るものもない。
    時間がない。あるのは「今」だけ。永遠に続く「今」。服を奪われた。次に名前を。そのあと声を。最後には、上下の感覚すら。最初の数日――もしそれが「日」だったなら――
    彼は目隠しをされていた。
    目を覆われ、耳を塞がれ。言葉は一つもない。
    顔も一つもない。
    あるのは、自分の鼓動だけ。耳の奥で暴れ狂い、まるでそれさえ逃げ出したがっているみたいだった。時々、こう思った。――もし息を止めたら、パパのところへ返してくれる?食事は小さな隙間から運ばれてきた。どろりとした液体。いつも同じ。
    いつもぬるい。
    空虚みたいな味。時々、彼はそれを静かに吐き戻した。まだ何かを拒絶できると感じるためだけに。時々、音が聞こえる気がした。別の子ども。たぶん。近くにいる。
    隣の独房だろうか。
    姿は見えない。でも時々、向こう側から二回、壁が叩かれた。彼は三回、叩き返した。それが日課だった。まだ使える唯一の言葉。二回。三回。三回。二回。――いる。返事がある限り、自分は独りじゃない。初めて叩く音が返ってこなかった時、彼はその子が連れて行かれたのだと思った。そして、その日、泣いた。自分のためじゃなく。一定の間隔で。
    何かが必要になるたびに。
    二回。三回。三回。二回。壁は沈黙したままだった。誰もいない。それでも彼は夢見ていた。
    その子は、眠っている時ですら目を開けているのだと。
    夢は熱になった。火。
    叫び。
    伸ばされた手。
    届かない。
    口のない顔。
    代わりに喋る影。
    やがて、残ったのは囁きだけ。――パパはどこ?誰も答えなかった。
    夢ですら。
    声がどんなだったか。
    顔がどんなだったか。
    ――ママ……そして――夢さえ来なくなった。人はいない。
    声もない。
    ただ目を閉じ、目覚めるだけ。恐怖と眠るより酷かった。世界のない眠りだった。---ようやく誰かが包帯を外しに来た時も、彼は泣かなかった。
    瞬きすらしなかった。
    世界は白かった。視界は戻った。
    でも、もう見たいのかどうかさえわからない。
    男の白衣。
    壁。床。机。
    全部同じ。全部、輪郭がない。まるで世界そのものに、掴まる場所が存在しないみたいだった。どれほど時間が経ったのか、彼にはわからなかった。だが技師にとって、それは重要ではないらしい。「被験体ゼロ 第三世代」声。乾いた肌の男。
    あるいは機械かもしれない。
    冷たく、正確な声。
    外科手術の命令みたいな声。
    ヴァレリは答えなかった。「名前」男は繰り返した。「ドラグノフ。ヴァレリ……」その名を口にすれば、家へ帰れる気がした。もう存在しない扉が、開く気がした。男はタブレットに何かを入力した。「意味誤認の反復」少年は眉をひそめた。一歩、後ずさる。技師の影が、メスみたいに伸びる。技師のイヤホンから、低い男の声が割り込んだ。【ヴォルコフ司令官】> > ほう。まだ固執するか。【技師23号 ― スネグ】> > 記録:被験体は九十二日間、同一名称を発声し続けています。
    > > 比較結果:87.4%は七日目以前に崩壊。
    【ヴォルコフ司令官】> > ああ。異常だ。
    > > そして有用だ。
    【技師23号 ― スネグ】> > 「有用性」パラメータ未検出。
    > > 持続的行動は通常、条件付け失敗を示唆。
    【ヴォルコフ司令官】> > 失敗ではない。
    > > 頑固さでもない。意思だ。
    > > 消すな。許容範囲を調整しろ。
    > > 残しておけ……だが従わせろ。
    【技師23号 ― スネグ】> > 警告:許容範囲拡張は再プログラム遅延を増加。
    > > 追加観察:断続的摂食拒否。
    > > 持続的アイコンタクト。
    > > 非服従姿勢。
    > > 推論:自己同一性コア不安定。
    【ヴォルコフ司令官】> > あとの処理はレイヴンが行う。
    > > お前は自分の役割を果たせ。
    【技師23号 ― スネグ】> > 了解。
    > > 調整を実行します。
    技師が一歩前へ出た。少年は下がらなかった。
    目も逸らさなかった。
    拳を握る。
    荒い吐息が鼻から漏れる。
    何かを感じていた。でも、その名前を知らない。勇気じゃない。
    怒りでもない。
    小さな炎だった。彼らが見たがらない炎。――僕は、お前たちのものじゃない。「名前」「僕は……ゼロじゃない……!  ヴァレリだ!  ヴァレリ!」「名前」「ヴァレリ!」「名前」「ヴァレリだって!」「名前」「僕の名前はヴァレリだ!!」また平手打ち。世界が再び回る。今度は、その回転が長く止まらなかった。「意味誤認の反復」技師23号スネグはそう断定し、タブレットへ記録を書き込んだ。少年は倒れた。拳を握ったまま。
    視線は上げない。
    呼吸は荒い。
    眉間は強く結ばれている。
    左側に置かれた包帯を見た。長い間、初めて与えられる着替え。手を伸ばそうとした。ブーツが、その手首を踏みつけた。迷いはない。
    震えもない。
    技師は見下ろす。「名前」少年は唇を噛んだ。頬が熱い。心臓は暴れている。それでも、折れなかった。――僕の名前はヴァレリ。声には出さない。それだけは渡さない。唇を噛み締めながら、心の中で強く繰り返す。音のない歌みたいに。盾みたいに。ヴァレリ。
    ヴァレリ。
    ヴァレリ。
    ブーツはなおも手首を押し潰していた。「名前」声が再び迫る。今度、少年は答えなかった。けれど心の中では、まだ響いている。――僕の名前はヴァレリ。それを考えている限り。
    彼らの言葉で口にしない限り。
    まだ、それは自分のものだった。少年は震えていた。恐怖ではない。怒りで。こめかみが痛むほど歯を食いしばる。
    首に鋭い痛みが走るほどに。
    声は出なかった。それでもなお、胸の奥で鳴り続ける。まるで聖なる誓いみたいに。――僕の名前はヴァレリ。その名前を思い続ける限り、世界にはまだ輪郭があった。ログ02へ続く



    # ログ 02 ― 二。三。三。二。自分がいつここへ来たのか、昼だったのか夜だったのか、ヴァレリには思い出せなかった。ただ、目覚めた。コンクリート。
    蛍光灯の管。
    擦り切れた毛布の二段ベッド。
    鋭い電子音が再び鳴る。
    容赦のない時計みたいに正確な音。
    合図だった。
    世界はまだ回っている。
    だから彼も起きなければならない。
    言葉もなく。
    疲労も欲望も示さないまま。
    彼は立ち上がった。冷たいコンクリートの立方体みたいな独房が、床に触れた足音を金属的な反響で返す。毎朝支給される緑がかったつなぎを着る。文句は言わない。
    別の何かを望みもしない。
    外で、ドアが機械的な音を立てて開いた。ルーティンが待っている。容赦ない歯車仕掛けの時計みたいに。壁には亀裂があった。
    糸みたいに細い亀裂。
    前はなかった気がする。夜になると、彼は何度その線を目で辿れるか数えた。最近では、もうわからない。習慣で数えているのか。
    それとも、それが存在していたことを忘れるのが怖いのか。
    一秒遅れれば、裸で独房に放置される夜。壁の亀裂は、夜ごと少しずつ長くなる。まるで、世界がかつて壊れたことを忘れないためみたいに。---未明。
    《ヴィジリア・プロトコル》第三段階:戦術訓練。
    すべての命を奪い取るみたいな蛍光灯の下、ヴァレリは訓練場を進んでいく。金属の構造物。
    壁。
    障害物。
    方向感覚を狂わせ、完璧から外れた者を砕くために設計された迷路。彼は、これのために生まれたわけじゃない。作られているのだ。
    削られ、形を与えられている。
    最初、それは秩序の仮面を被った遊びに過ぎなかった。競争。
    障害物走。
    小さな笑いと慎重な沈黙の間で解かれるパズル。
    だが少しずつ、遊びは規律へ変わっていく。疑問を持たず従うこと。楽しい課題の裏には必ず耐久試験が隠されていた。笑顔一つ一つが、自由は簡単に失われる贅沢だと教え込むための訓練だった。プロトコルは兵士を訓練していたわけじゃない。製造していた。---失敗の余地はない。あるのは計算された動きだけ。彼の身体は自動機械みたいに正確に動く。目は分析し、記憶し、予測する。スピーカーから金属質の声が感情なく命令を叫び、彼は機械みたいな正確さで応答する。それでも時々、瞬きをした瞬間に――
    思い出せない顔が見えた。
    目を開いたまま彼を見つめる影。記憶のどこかの隅から。そのたび、彼は少しだけ歯を食いしばった。ほんの少し。
    ほんの一瞬。
    そのあとに来るのは戦闘。第四段階、《敵対刺激》。四時間。シミュレーションアリーナでの戦闘。同じように訓練され、同じように冷たい相手たちが、技術と暴力で彼へ襲いかかる。受けた打撃は、感情を守る見えない壁へ吸い込まれていくみたいだった。でも、無敵にしたわけじゃない。ただ、より静かにしただけ。痛みはない。あるのは制御。表情は揺れない。
    呼吸は一定。
    精神は刃みたいに鋭い。
    恐怖も怒りも知らない。ただ一つ。生き残ること。
    成果を出すこと。
    従うこと。
    そして、その意志でさえ、本当は彼自身のものではなかった。反射。
    プログラムされた残響。
    少しずつ眠っていく心臓。---戦闘が終わる頃には、汗が額を流れ、筋肉は鍛えられた鉄みたいに焼けついていた。そのまま彼はコーディング室へ連れて行かれる。光るスクリーンの前。他の人間なら数時間かかるパターンを解読しなければならない。文法のない言語を翻訳する。意味を持たない記号を記憶する。そして、そのすべてを忘れない。精神のゲーム。でも遊びの自由はない。あるのはルーティン、規律、反復だけ。指がキーボードを叩く。頭脳が計算し、並べ替え、再構築する。休みなく。
    ミスなく。
    疲労の影すら見せず。
    そして一日が終わると思った頃、最後の試験が来る。完全には眠らないこと。夢を見るのは、プロトコルから逸脱することだから。夢は疑問を生み、想像を生む。それは禁止されていた。それでも時々――誰かの声の残響が、自分の名前を呼ぶ。まるで他人の夢の中から探しているみたいに。ヴァレリ。二。三。三。二。違う。自分は独りじゃない。たとえ頭の中だけでも、まだ誰かがいる。---ようやく身体が緩み始めるたび。何かが心に浮かぶたび。手。
    キス。
    蜂蜜入りの温かいミルクの味。
    何かが彼を起こした。かすかな電子音。
    胸を走る刺激。
    理由のない驚愕。
    そしてまた。横になる。
    毛布。
    目を閉じる。
    力を抜く。……そして、目覚める。決して眠れない。ただ、身体も魂も休まない岸辺を漂うだけ。決して眠れない。ただ、目を閉じたまま起き続けるだけ。決して眠れない。ただ、従うだけ。もし、自分が起きているのか眠っているのかわからなくなったら?もし、従うことしか残っていなかったら?もし、夢を見る価値すらなくなったら?それでも。許されなくても。彼はまだ夢を見ていた。夢の中で、彼はヴァレリだった。そして隣には、叩けば返事を返す壁があった。---朝になると、注射は冷たく灰色の朝食と一緒にやってきた。透明な液体。平穏を約束する液体。でも彼は、もう疑問を持つことすらできなくなっていた。疑念の囁き。形になる前に溺れて消える心の残響。座る。
    袖をまくる。
    針。
    液体。
    約束された安らぎは来ない。刺す痛みだけが、空虚の海へ沈む火みたいに燃えた。安らぎではない。制御だ。彼らは彼を子どものままに保った。従順に。
    柔らかく。
    エネルギッシュに。
    だが魂はない。成長を止める化学的な停止。彼特有の頑固さを止めるための停止。毎週、投与量は調整された。毎月、裸にされ、測定され、評価された。そして四半期ごとに、息も希望も「間違う自由」も奪うシミュレーション。仲間たちが大人へ変わっていく間――
    低い声。
    髭の影。
    存在の傷跡。
    彼だけは変わらなかった。歴史のない身体。細く、しなやかなマネキン。暗い目。人間らしい線を一切持たないほど整いすぎた顔。鏡の中の自分は、感情のない仮面だった。技師たちの誇り。庇護欲を抱かせる未来のオペレーター。誰が疑うだろう。あの憂いを帯びた眼差しの奥に、刃物が隠れているなんて。廊下に笑い声や低い声が響く中、彼はいつも端にいた。自分のものではない時間の中へ凍りついたまま。止まった時間に閉じ込められ、外から眺めることしかできないみたいに。身体は変わろうとしない。でも心だけが、待ち続けることで擦り減っていった。完璧な比率の人形。壊せない型に閉じ込められたまま。誰も知らなかった。その完璧な機械の中に。傷一つない皮膚の内側に。名前があることを。人間性の種が残っていることを。---だがヴァレリ自身も、それを完全には理解していなかった。ただ知っていた。揺さぶられても。
    耳元で怒鳴られても。
    反応できないことを。内側から外へ押し返す力が、もう残っていないから。独房の絶対的な孤独の中。灯りが落ち、沈黙が重く居座る時。彼は何度も、自分に囁いた。禁じられた呪文みたいに。「ヴァレリ。僕の名前はヴァ……」ぎゅっと目を閉じ、息を止め、壁の亀裂を見る。七まで数える。「ドラグノフ。ヴァ……ヴァレリ。ヴァレリ」小さな囁き。壊れかけた声。でも、自分のものだった。コンクリートと機械の海に浮かぶ錨。自分が所有することを許された、唯一の真実。その夜もまた、彼は繰り返していた。ぼやけていくその名前を。それでも消したくなかった。少年は小さく息を吐いた。安心したみたいに。つなぎの上部のボタンを外しかけた時――音がした。乾いたクリック音。独房が開く。灯りが瞬く。そして、ヴォルコフ司令官が入ってきた。小さなケーキを持って。その上には、「6」と書かれた水色のロウソク。何も言わず、彼はヴァレリの前へ座る。目には届かない笑みを浮かべたまま、少年を膝へ抱き上げた。「誕生日おめでとう、頑固者」カデン・ヴォルコフは囁いた。優しく。
    そして冷たく。
    「だからお前はお気に入りなんだ、ゼロ」ゼロ。その呼び名に応えなければならない。嫌いだった。でも本当の名前を言えば、また殴られる。それでも止められない。それに――その司令官という男を見ると、血が煮えた。だから彼は、誰にも消せない反抗の光を目に宿したまま、かすかな声で呟いた。「僕の名前はヴァレリ。ゼロじゃない」カデンは笑った。首を傾け、毒みたいに甘い口づけを額へ落とす。「そうか、坊や」歪んだ優しさで答える。「お前の好きに呼べばいい」「お前の息子じゃない。バカ」一瞬、沈黙が独房を満たした。重く、濃く。消えかけた人間性の最後の残骸みたいに。カデンはケーキを少年の手に乗せた。ヴァレリは静かにロウソクを吹き消し、落ち着いて食べ始める。カデンは笑っていた。自分を恐れないこの子どもに、特別な甘さを感じていた。皿を流し台へ置き、再びその小さな捕虜を抱き寄せる。ヴァレリは真っ直ぐ彼を見た。カデンは隠しもせず笑った。「生意気なガキだ」「嫌い」「寝ろ」そして、その生き物は従った。迷いなく。ヴァレリは唯一の毛布に包まり、上段ベッドへ潜り込む。そこからヴォルコフ司令官を見下ろしていた。「おやすみ、カデンパパ」カデンは首を傾けた。自分に従い始めた作品を見るみたいに、少年の顔を見つめる。小さな頭をくしゃりと撫でる。皿とフォークを手に取る。ロウソクを流し台へ残す。そして――独房が外側から閉じる音。その瞬間。冷たいコンクリートと弱々しい光の間で。ヴァレリは、同時にゼロでもあった。名前を。
    記憶を。
    真実を。
    取り戻そうと戦う子どもだった。← ログ01へ戻る
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    ---ACCESS DENIED---